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2012年1月アーカイブ

インドに行って初めて紅茶の味を知りました。 ミルクティーで飲むのが一般的ですが、普通に入れると真っ黒に。英語でBlack Teaと言うのがうなずけます。 日本語では紅茶ではなく、そのまま黒茶と呼べば良かったのに。 

Black Tea.JPG

インドの紅茶はCTC製法で作られているものが多いようです。 茶葉を砕いてから顆粒状に成形したもので、このほうが味が濃く出ます。 日本で売られている紅茶は煮出すと苦くなってしまうけれど、インドの紅茶は苦味が出ません。 

CTC製法の紅茶.JPG

作り方 二人分

1.水150ccを沸かす。

2.紅茶小さじ1~2杯を入れて1分くらい煮る。

3.そこへ水と同量の牛乳を入れて加熱する。

4.最後にしょうがをすりおろして(薬味で出て来る程度の分量)加える。 

茶濾しで濾して出来あがり。 あればシナモンパウダーを少々加えるとよりリッチな香りに。

 

日本でも市販のお茶でおいしく作るコツは。 dust teaと呼ばれる粉茶が適しているので安い紅茶ほどおいしく出来ます(笑)。 高級な紅茶だと「目黒のさんま」みたいになって美味しくありません。 

 

 

1.楽曲形式について

 南インドでは音楽はおおきくふたつに分けられる。ひとつは既に作曲されている音楽カルピタ・サンギ―タ、もうひとつは作曲されていない音楽マノダルマ・サンギ―タである。マノダルマ・サンギ―タは即興演奏であるが、好き勝手に出来るわけではなく、ラ―ガの様々な決まりごとを守りながら行われる。

1970年代

私が初めてインドに留学したのは1972年だった。今年でちょうど40年になる。何も分からないまま行ったので、現地での生活はとても大変だった。 アディヤール川沿いにある州立音楽大学に通ったが、そこで教えて下さったヴィーナ―の先生はRajalakshmi 先生とKalpakam 先生だった。 

大学の校門。敷地が広いので、ここからけっこう歩いて校舎にたどりつく。

College of Karnataka Music -.jpg

大学のホールでの講演

College Hall.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Rajalakshmi 先生とクラスメート

Rajalakshmi 先生とクラスメート s.jpg

Kalpakam 先生と

Kalpakam 先生と.jpg  

ヴィーナ―の教室の下の階で 声楽を教えていたK.V. Narayanaswamy先生 

K.V. Narayanaswamy 先生のVocal lesson.jpg

 大学の授業はグループレッスンで、私はちんぷんかんぷんでついて行けず、落ちこぼれていた。

若かりし頃 s.jpg 

 

 

 

 

 

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授業について行けず登校拒否に陥っていた私をナゲシュワラ・ラオに引き合わせてくれた人物がいた。 ラオ先生のアメリカ人の弟子エドワードだ。ラオ先生と一緒にコンサートで演奏するほどの腕前だった。 インド音楽なんかやめて日本に帰ろうと思っていた私はラオ先生に引き留められ、個人レッスンを受けることになる。

 エドに会わなければ、私はインドと関係ない人生を歩んだと思う。 左は息子のクリシュナ。 

Malavia Avenue s.jpg   

次女のシャラダさんと。 さっぱりした性格で大の仲良しに。

sSaradaさんと.jpg

T. Nagar の上村勝彦先生のお家で。 庭にカメレオンがいた。

上村勝彦先生と.jpg

 

 

 

 

 

上村先生と一緒に住んでおられた東大寺の平岡昇修さんと  

東大寺の平岡昇修さんと.jpg

             

        

 

 

 

 

 

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ニ度めの渡印は1975年。引き続きラオ先生にヴィーナ―を習った。 

レッスンの合間にマイラポールのパーカッション・スクールにムリダンガムも習いに行った。 

 ヴィーナ―のレッスン中、奥の廊下の隅を時々ネズミが猛スピードで走り抜ける。

 lesson 1975s.jpg     

ナゲシュワラ・ラオ先生ご夫妻と。奥様は物静かでやさしい印象の素敵な方だった。      

Nageswara Rao Malavia Avenue 1975 s.jpg         

ラオ先生には娘三人、息子一人の四人の子供たちがいた。写真は長女のヴィジャヤシュリ。長女と次女がヴィーナーを習っていた。

Nageswara Rao 1975 s.jpg           

ヴィナーヤ―カラムの父ハリハラ・シャルマ先生にムリダンガムの手ほどきを受ける。この学校の創設者で、かのカライクディ・マニもここで学んだ。隣にいる二人はラーマクリシュナンとセルヴァガネーシュ。

Harihara Sarma 先生と1975s.jpg            

ヴィナ―ヤ―カラム先生のレッスン。 小柴はるみ先生がトルコに行く途中インドに寄られて一緒に習うことに。         

Mridangam lesson from Vinayakaram1975s.jpg 

Ghatam lesson from Vinayakaram1975.jpg         

チェンナイのお店情報

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最近はお店もホームページを持っているので、インターネットで場所が簡単に探せる。 

 
楽器店
<Saptaswara Musicals>  Sri complex, New No.290, (Old No. 165) Royapettah High Road, Mylapore, chennai-600 004
Mylapore のLuzの近くにある。アンプの修理もやってくれる。 
 www.saptaswara.in

音楽書専門店

<Karnatic Music Book Centre > 23-A, Sripuram First Street, Royapettah, Chennai-600 014

音楽、舞踊関係の本、テキストブックなどが豊富に揃っている。学生たちもよく買いに来る。雑誌やCD,DVDなどもある。 店主に聞くと希望のものをすぐ持って来てくれる。 海外発送も手慣れている。http://www.facebook.com/carnaticbooks  Email: kmbc@vsnl.net  
 
レストラン
<Kokum> Old No. 60, New No. 115, Kasthuri Avenue, MRC Nagar, RA Puram, Chennai-600 028
  インドにもこんなお店がと思うような小洒落たインド料理レストラン。 ヘルシー志向で上品。 ノンベジもある。 ケーキやハーブティーもおいしい。  http://food.sulekha.com/eatouts/kokum-in-chennai.htm
 
<InSeoul>  530 TTK Road, Alwarpet, Chennai
韓国料理店。雇われインド人が「イエー」と言って注文取りに来る。 お客は殆ど韓国人と日本人。焼き肉は高いばかりであまりお勧めできない。冷麺、ビビンバ、クッパなどおいしいアイテムが沢山ある。 どれも300ルピー前後。 おかわり自由のお通しが8種類も出てくる。 食後のフルーツとアイスコーヒーも無料。 なぜかざるそばがメニューにある。 スパイス疲れの胃には有難い。


韓国料理店のお通し.jpg   

<Wonton> No. 39 Abhiramapuram 4th street, Abhiramapuram, Chennai
 ワンタンという名前の中華料理店。<InSeoul>からも近い。ワンタンスープ、鶏とカシューナッツの炒めなどあって美味。 
 
<Beach Palms> E-34/1, Second Avenue, Besant Nagar, Chennai -600 090
広東料理のお店。 値段も手頃でおいしい。
 
<DAHLIA>  Kaveri Complex, No. 96 &104, Nungambakkam High Road, Chennai 600 034
古くからある日本料理店。日本名は<天竺牡丹>だが、現地では通称ダリア。 鉄火丼、親子丼、天ぷら定食、茶碗蒸し、酢の物など日本料理が食べられる。  
 
ジュエリー
<Joyalukkas>
T.Nagarに出来た大規模な宝石店。ドバイに本拠がある。デパート並の規模で全館キンキラキン。 買わなくても一見の価値あり。
 
<Sukura> 72、North Mada Street, Mylapore.
 Kapareswara 寺院の近くにあるお店。テンプルジュエリーと呼ばれる踊りの衣装に付ける装身具やシルバー製品が充実している。 www.sukra.com 
 

 シルク専門店

シルクのお店.JPGのサムネール画像<Radha Silk Emporium> Sannadhi Street, Mylapore, Chennai

マイラポールのKapareswara 寺院の裏門のところにあるシルクの老舗。 シルクサリーのほかコットンサリー、生地(マテリアルと言う)、既製服なども揃っている。(左写真)

 

<Kumaran> 61, Usman Road, T. Nagar, Chennai-600 017

T.Nagarに本店、Mylaporeにも支店がある。 本店は品数が多いので、ここに買いに来るインド人は多い。いつも店内は買い物客で混雑している。良く売れるので品物の回転も早い。 コットンサリー、サルワ―ル、ドーティ、子供服何でも揃う。 http://www.srikumaranstores.in/kumaran/ 

 

 

 

昨年チェンナイに行った時に話題のショッピング モールへ行って来た。 エキスプレス・アヴェニューと言えば誰でも知っている。 経済成長著しいインド。 ど~んと出来た大規模な施設で、映画館あり、飲食店あり。地元でも人気のスポット。 www.expressavenue.in 

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エントランス

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サンドイッチのSubwayもある。 タミル語でサプヴェーに。


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